カウンセラーのリコカツ

〜私の見た真実〜

育メンがいいわけじゃない

結婚して女性は家にいるべきとか、家事は女性がやるもんだという考え方は完全に古い。

 
育児も女性に任せっきりという時代も終わりました。
 
男性は、仕事だけしてればいいわけではなく、家事や育児に関わらないと必要とされなくなります。
 
そこで、育メンという言葉も定着してきましたが、果たしてその本質は何なのでしょうか。
 
家族にとって、どういうあり方が良いのでしょうか。
 
家事といえば、
・料理
・洗濯
・掃除
 
でも料理作れば終わり、洗濯を干せば終わりというものではありません。
 
料理では、
買い物に行き、買ったものを冷蔵庫に入れるれ、料理を作り、お皿に取り分ける。
そして食器を洗い、お皿を拭いて食器を片付ける。
 
洗濯の場合、
全自動が主流ですが、洗剤を入れてボタン押すだけでなく、洗濯物を干し、乾いたら洗濯物を取り込んだ後、洗濯物をたたむ。
そしてたたんだ物を、収納へ入れる。
 
という風に、一作業で終わることではなく、いくつも工程があるのです。
 
育児については、赤ちゃんの場合
・ミルク(おっぱい)を飲ませる
・オムツの取り替え
・お風呂に入れる
 
それだけでなく、泣きます!
泣いている理由を感じ、対応し
理由が分からずとにかく泣き止むまであやす時もあります。
 
 
こんな事を一人でやれと言われたらどうでしょう?
 
絶対イライラします。
 
疲れます。
 
誰も何も言ってくれなかったら、どんどんイライラし疲れ果てていくのは、簡単に想像できるでしょう。
 
でも、昔から家事は女性がやるものだという意識や感覚が態度と言葉に表れます。
専業主婦だとなおさら女性がやるものだ思うでしょう。
 
こんな大変な事をやってお金をもらっていません。自分の子供だから当たり前でしょと。
 
では、家事も育児も全てやる主夫はどうでしょう。うまくいくでしょうか。
 
うまくこなすことはできるかもしれませんが
相手は人間ですから、こなす『仕事』ではありません。
 
大切なのは『愛情』です。
 
しかし最大のポイントは、母親には勝てない!ということ。
 
子供にとっての太陽は、母親だからです。
 
人が死ぬ間際に叫ぶのは、
『お父さ〜ん』ではありません。
必ず
『お母さ〜ん』です。
 
そして、東大生に共通する2つの項目
 
それは
 
①勉強しろと言われたことがない
 
そして
 
②お母さんがいつも笑顔だった
 
これです。
 
『お母さんがいつも笑顔だった』
 
お父さんではない!
 
子供の能力を最大限伸ばすことができるのは母親だということ。
 
子供の能力を伸ばすには、育メンや主夫は母親にはかないません。
 
では、父親の役割は何か。
 
それは母親が幸せでいるためには、何ができるかです。心の豊かさを感じられる事は何か。
 
話を否定せずに聞きてくれること。
お金持ちと言われるくらい稼ぐこと。
好きな事が出来るようサポートすること。
 
いろいろあると思います。
 
それが結果的に育メンであれば、育メンをやればいいのです。
 
本質は何かを忘れずに。